魔法びんの構造を利用した調理器具
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【魔法びんの構造を利用した調理器具】を
紹介致します。
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【魔法びんの構造を利用した調理器具】
「魔法びん」と言えば、暖かいお湯を注ぐことが可能なポットをイメージされる方が
多いと思います。
魔法びんは、内びんと外びんの二重構造でその間を真空状態にすることにより熱
の移動を防ぎ長時間保温・保冷できるようにした容器です。
今日は、この構造を利用した調理器具について紹介したいと思います。
その商品とは、「シャトルシェフ」という真空保温調理器です。
シャトルシェフは、取り扱いが簡単で安全な調理器として小さい子供がいる家庭や
高齢者の方に人気の商品です。
このシャトルシェフは、東京都港区のサーモス株式会社によって開発されました。
同社は、もともと工業用ガスのメーカーでしたが、低温利用技術を生かして
生活関連分野に進出することを試みていました。
そこで考え出されたのは、ステンレス製魔法びんを応用する技術です。
<魔法びんの秘密>
具体的には、真空断熱構造のステンレス製の保存器に取っ手付きの調理鍋(内鍋)を
すっぽりとはめ込んで密封保温するという仕組みを考案しました。
これにより、短時間、火にかけた調理鍋を保温容器で丸ごと保温し、余熱で食材に
火を通す保温調理ができます。
この仕組みが複数のメリットを生み出しています。
第1に加熱時間が短時間ですむため、コンロにつきっきりの必要がありません。
第2に余熱を使って煮込むので煮崩れや焦げ付きの防止になります。
第3に保温中は火を使わないので、ガス代や電気代の節約になります。
第4に高い保温力があるので、食事時間が異なる家庭でもあったかい料理を楽しむことが出来ます。
シャトルシェフは国内市場のみならず海外市場でも伸びていて、特に中国圏向けが伸びています。
中国圏では、漢方やスープなど長時間かけて煮込む料理に使われているようです。
<シャトルシェフの商品サイト>
サーモスのシャトルシェフキッチン用品のラインナップを掲載しています。
この商品の特徴を見ると、魔法びん構造の応用の範囲の広さがお分かりいただけるので
はないかと思います。
※サーモスの商品力は、素晴らしいです。
このような調理器具まで、出しているのですね。
ちなみに私は、ビアジョッキを使っています。
いつまでも、キンキンに冷えたビールを、楽しんでいます。
本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。