箱根駅伝『厚底シューズ戦国時代』

今日は、読売新聞令和4年1月7日(金)社会面より【箱根駅伝『厚底シューズ戦国時代』】
を要約し紹介致します。

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第98回箱根駅伝で、近年顕著だった厚底シューズでの「ナイキ1強」の構図が変化した。
前回大会は出場210選手のうち約95%の201人がナイキ社のシューズを履いたが、
今回は約73%の154人。
中でも、アディダスとアシックスが巻き返した。
ナイキが火をつけた厚底ブームに各社が追随し、開発競争も激化している。

カーボンプレート入り厚底シューズは2017年にナイキが発売。
世界中で着用選手が長距離種目の好記録をマークし、国内でも広く浸透した。

アシックスは20年1月から「長距離の頂点を取り戻しに行く」を合言葉にプロジェクト開始。
前回の着用選手ゼロ。
新たに契約を結びたい選手には『勝てる商品を用意して!』と言われたことも。

国内外選手の意見で昨春販売した「メタスピード」シリーズは、びわ湖毎日マラソンで
川内優輝選手が自己記録を更新する記録を出し注目され、今回の箱根で約11%の24人が
履いていた。

今大会、アディダスが昨年発売開始した新モデルも約13%の28人が使用。
ミズノは2人、ニューバランス、プーマが各1人だった。
シューズアドバイザーの藤原岳久さんは
「以前の長距離選手のシューズは薄くて軽いが常識だったが今は厚底が常識。
これからは、個々の特徴にあった厚底を選ぶ時代になるのではないか」と話している。

※毎年、様々な話題を提供してくれる、箱根駅伝。

確かに去年、私の記憶が正しければ、大勢の選手が、同じピンク色のシューズを履いて
出場していたように思います。

今回、さほど足元に意識が行かなかったのは、お揃いのシューズが少なかったのかも、
しれません。

シューズアドバイザーの方がおっしゃるように、今後の厚底シューズは、デザインや
機能性も含めて、たくさんの中から選ばれていくと思われます。

このシューズ戦国時代が、ドラマチックなレースの展開に繋がっていくことを、期待しています。

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