思考を現実化させる秘けつは「文字化」にあった

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【思考を現実化させる秘けつは「文字化」にあった】を紹介致します。

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『思考は現実化する』

1937年に刊行されてから、世界で一億部以上売れたと言われる、

ナポレオン・ヒルの著作のタイトルです。

しかし、本当に「思考は現実化する」と確信を持って言える方は、

そう多くないのでは?と思います。

今回ご紹介する本は、なぜ、思考は現実化しないのか。そして、

現実化させるためにはどうしたらいいのか?について紹介した本です。

今回ご紹介する本は、『思考は文字化すると現実化する』

(横川裕之 著/WAVE出版)です。

著者の横川さんは、「文字化」を通じて思考を現実化させるメソッドを

提供している自立型人材育成コンサルタント。

横川さんは、冒頭で、こんな例を出します。

偏差値は40で、勉強するのはつらい。でも、思考は現実化するのだから、

来年は勉強しないで東大合格することにしよう・・・。

こんな受験生がいたら、どう思いますか?

ここで横川さんは、思考を現実化させるには、それだけの「力」が

必要だと説きます。

受験生で例えるならば、「東大に合格する」という願望を叶える、

入学試験というハードルを乗り越えるだけの「力」。

これがあれば、受験前に思考していた「東大合格」が現実化する

というのです。

横川さんは、現実化させる力が強い人は
思考を紙や画面にアウトプットする、つまり「文字化する」習慣を

持っていることが多いと言います。

横川さんに言わせれば、書いた文字は、その人の思考の現れ。

頭の中で思考できていないことは、文字にすることもできない、というのです。

頭では色々思考しているけれど、いざ文字にしようとすると、出てこない・・・。

この状態は、頭の中がぐるぐるしているだけで、思考はできていない、

と本書では説明します。

考えたことを書き出してみると、脳に空いたスペースができ始めて、

その空いたスペースに新しいアイデアや、考えが生まれてくる、
といいます。

文字にして書くことによって、自分で自分の思考と対面し、思考を内省できる。

これも、文字化することのメリット。

例えば、何か不安を感じているとき。文法や体裁を気にすることなく、

頭に浮かんだことを、とにかく文字化していくといい、と言います。

脳科学によれば、人間の「不安」は大脳辺縁系、扁桃体といった

、本能的に恐怖を感じる部分に生じると言います。

不安な感情を文字化することによって、理性や感情コントロールを

司る前頭葉が働くようになり、不安が抑えられるのだとか。

本書では、このように、思考を現実化させる力をつけていくために

「文字化」という方法を採用しているのです。

頭の中でふと考えたこと、心に浮かんだことを、そのままアウトプットする、

というのは案外難しい・・・と思われるのではないか、と思います。

思っていることをそのまま言っているようで、実は少し違う言い回しをしていたり、

相手を傷つけないためにブレーキをかけていたり、自分を守るために、
言わないでおいたり・・・。

そういう経験は、皆さんもしているのでは?と思っています。

本書で言う「文字化」の効果、自分の内面と向き合い、内省する時間が作れたりします。

今回ご紹介したのは
本書のごく一部の内容。興味を持った方はぜひ手に取ってみてくださいね。

(参考資料)
『思考は文字化すると現実化する』
(横川裕之 著/WAVE出版)

※如何でしたでしょうか!?

思考を文字化する事が、ここまでも素晴らしい効果効用を発揮するとは、

思いませんでした。

早速、実践していきます。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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