ボーイングのエンジンカバー

今日は、JALグループの機内誌〔スカイワード〕
2024年3月号の中のJALグループルートマップの
〖航空豆知識 これ、知ってまSKY?〗から
【ボーイングのエンジンカバー】を紹介致します。

 

Question
ボーイング787型機のエンジンカバーの排気口部分は、ギザギザの
形になっています。なぜでしょう?

①近未来的なデザインにするため
②騒音を低減させるため
③燃費を向上させるため

Answer
②騒音を低減させるため

飛行機は、エンジンの中で燃費と空気を混合して燃やし、その際
発生したガスが排気口から後ろに高速で噴射される力で機体を前進
させます。
この噴射されたガスが周りの空気と摩擦を起こすことで大きな音が
発生し、ジェット騒音となってしまいます。
ところが、エンジンカバーの排気口部分をギザギザの形にすると、
噴射されたガスと周りの空気が混ざりやすくなり、
騒音が低減されるのです。
ギザギザの部分は『シェブロンノズル』と呼ばれ、開発にはNASAも
協力しているのだそう。

(解説:運航基準技術部 航路グループ)

※すごい技術です。

今だに、なぜ飛行機が飛ぶのか、解らない私です。

とてつもない技術が、私たちの日常を支えてくれています。

本日も、ありがとうございました。

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