日清が本気で創った、うまい麺 

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【日清が本気で創った、うまい麺】を紹介致します。

【日清が本気で創った、うまい麺】

「冷凍ラーメンで お気に入りのブランドは?」と聞かれると、おそらく
多くの人は戸惑うのではないでしょうか。

なぜなら、知名度のあるブランドが少なく、冷凍ラーメンそのものが、
あまり周知されていないからです。

しかし、このような現実を打破する可能性を秘めた冷凍ラーメンが
2021年9月に誕生しました。

日清食品冷凍の『日清本麺』という商品です。

「日清が本気で創った、うまい麺。」から名付けられた『日清本麺』は、
麺にこだわって開発されました。

今日は、『日清本麺』について紹介したいと思います。

日清食品冷凍は、冷凍ラーメンでひと花咲かせたいという想いから、
7年前に新しい商品の開発に着手しました。

開発は、まず、美味しいラーメンの麺を定義することから始まりました。

麺の香りや食感を最大限に引き出すために、新製法の
「生麺ゆでたて凍結製法」を開発しました。

この製法では、麺が一番香る、ゆでたて直後の状態を素早く凍結する
ことで、ゆでたて麺のような風味を実現しました。

醤油味と味噌味の2種類の麺をそれぞれ200回以上も試作し、原材料や
ゆで時間など細部にわたって調整しました。

次に、スープの開発に移りました。

日清食品グループが得意とする味噌味は比較的スムーズに完成
しましたが、冷凍ラーメンでは正統派の醤油味がなかったことから、
こだわりを持って開発しました。

香り豊かな麺に合わせるために、風味の強い濃厚なスープにしました。
試作は100回ほど重ねました。

完成した2品は最終チェックを受けることになりましたが、そこで
思わぬ指摘がありました。

それは麺の硬さです。トップから「麺の硬さはこれでいいのか?」と
疑問を投げかけられたのです。

若い世代は硬めの麺を好む傾向があるという指摘でした。

明確な根拠を持っていなかった開発チームは、急きょ社外モニターに
よる評価を実施しました。

その結果、少し硬めの麺の方が美味しいと評価されることが判明
しました。

これを受けて、「こくうま醤油ラーメン」の麺を硬くするとともに、
食べ進める上での経時変化も考慮して微調整しました。

このような調整を経て、『日清本麺』はついに発売され、その後も
プロモーションに力を入れました。

テレビCMやTwitterキャンペーンなどで商品名に触れる機会を多く
提供し、認知度を高めました。

また、営業部隊もTシャツや丼類などの商談セットを使って小売店に
日清の本気度を伝えました。

『日清本麺』は発売から1か月で100万食を突破するなど大きな反響を
得える商品となりました。

しかしながら、まだまだ多くの人に食べてもらうために、日々新しい
取り組みを行っているそうですので、さらなる進化を期待したいですね!

<日清本麺のブランドサイト>
https://www.nissin.com/jp/products/brands/honmen/special/1/

※大阪本社の日清食品は、常に攻めるビジネスをしていると思います。

今回の商品もそうですし、テレビCMを見ていても、度肝を抜く内容
だったりします。

これからも、私たち消費者をアッと驚かす事を、期待しております。

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