右ききと左ききがいるのはどうして?
今日は、書籍『子どもの「なんで?」に答えます!』
(発行・発売:(株)アントレック)の中から
【右ききと左ききがいるのはどうして?】を紹介致します。
【右ききと左ききがいるのはどうして?】
A:右ききになるか左ききになるかは、赤ちゃんのときの
脳の発達と関係があると考えられています。
同じ人間でも、右ききの人と左ききの人がいます。
右ききと左ききの割合は、人類全体でみると9対1だそうです。
日本人も90パーセント以上が右ききです。
最近、右ききになるか、左ききになるかは、脳の発達に
関係があると考えられるようになりました。
脳は、体のいろいろな機能について指令を出すところですが、
右の脳には体の左側の部分を、左の脳は体の右側の部分を
担当しているということがわかっています。
赤ちゃんの時に、左脳が先に発達すると右ききに、右脳が先に
発達すると左ききになるのだろうと思われているのです。
おもしろいことに、左脳は会話や論理を担当する脳で、
右脳は絵や音楽などの芸術や創造力を担当する脳なのです。
親が赤ちゃんを育てる時には、赤ちゃんができるだけ早く
言葉を覚えて、周りの人と会話ができるようにするように
します。
そのために、左脳が発達しやすくなって、右ききが
多くなるそうです。
それに、生活の中の道具には右きき用のものが多いため、
もともと左ききでも、訓練して右ききになったという人も
いるようです。
※ほとんど知らない内容でした。
勉強になりました。ありがとうございました。