台風は、どうして生まれるの?

今日は、書籍『子どもの「なんで?」に答えます!』
(発行・発売:(株)アントレック)の中から
【台風は、どうして生まれるの?】を紹介致します。

【台風は、どうして生まれるの?】

A:太陽の光で温められた海の水が蒸発して空の上っていき、
そこに地球の自転の影響でうず巻きができて勢いが増し、
台風となります。

 

台風は、「赤道」のような暑い地方の海の上で生まれますが、
海の水の温度が低いところでは生まれません。

赤道の近くでは強い太陽の光で海の水が温められて蒸発し、
蒸発した海水が空の上へどんどん上っていきます。
空に上った水蒸気は空の上で冷やされて、雨を降らせる雲に
変わります。
海水の温度が高いほど多くの水が蒸発して空に上り、
上昇気流が発生します。
するとまわりの空気がうずを巻いて集まって、しだいに
大きな雲のうず巻きになります。
そしてうず巻きの勢いがどんどん激しくなって、台風に
なるのです。

うずは北半球では反時計回り、南半球では時計回りに
できますが、赤道の真上ではできません。
したがって、雲が大きくなっても、赤道の真上では台風は
生まれないのです。

台風は冬や春でも生まれますが、日本に近づくのは夏から
秋にかけてがほとんどです。
そこは、この季節に台風をおす風が日本に向かってふくので、
台風が日本に近づきやすくなるからです。

※今回、台風が近畿地方を直撃するのがあり、このテーマに
しました。

こういうメカニズムで、暴風雨の渦が出来るのですね!

現在、台風に遭遇している地域の方々は、十分お気をつけください。

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