ほめられたとき、できる大人はどう応える?
今日は、
『できる大人のモノの言い方「ほめ言葉」の秘密』
(話題の達人倶楽部編、青春出版社)より、紹介です。
◎ほめられたとき、できる大人はどう応える?
☆もったいないお言葉です・・・人前でほめられたときの定番フレーズ。
ほめられたとき「いえいえ、そんなことはないです」と、否定・謙遜
するのは大人としては芸がない返し方。
とくに、目上からほめられたときには
「ありがとうございます。もったいないお言葉です」
と相手を立てながら謙遜するのが、大人のマナー。
明らかなお世辞を受け流すときにも使える便利な使い回しだ。
☆とても人様におほめいただくようなことでは・・・自分の行為を
ほめられたときに、謙遜する言葉。
たとえば、朝早く出社して、オフィスを掃除しているところを
ほめられたとしたら、
「とても人様におほめいただくようなことではありませんので」と
言って謙遜すると、スマートに聞こえる。大人の決まり文句のひとつ。
☆私自身がいちばん驚いているんです・・・自分の成功を人から
祝福されたときに使えるフレーズ。
仕事の成功や、プライベートでの朗報などを人からほめられたときには、
「ありがとうございます。じつは、幸運に恵まれて、私自身がいちばん
驚いているんです」などと答えるとよい。
喜びを素直に表しながら、謙遜にも聞こえる便利なフレーズ。
☆もう勘弁してください・・・この言葉は、気恥ずかしくなるほど
持ち上げられたときに、冗談めかして使うとよい。
「勘弁してください。そんなにすごい話ではないんです」
「私ひとりの力ではありませんから。もう勘弁してください」など。
酒の席で、目上からほめられすぎたときに、よく登場する言い回し。
☆何も出ませんよ・・・これも、必要以上にほめられたときに使うセリフ。
「そんなにほめてくださっても、何も出ませんよ」
「またそんな、お上手をいって。いくらほめてくださっても、
何も出ませんからね」などと使う。
男性よりも女性、とくに年配の女性が使うと、しっくりくるフレーズ。
☆おかげさまで・・・人間関係を円滑にするために活用したいフレーズ。
たとえば仕事で業績をあげ、ほめられたときには、
「これも○○さんのおかげです。ありがとうございます」
「おかげさまで軌道に乗ってきたようです。これも○○さんのアドバイスの
おかげです」などと使う。
相手を立て、感謝の気持ちを伝えられるフレーズ。
☆そうおっしゃっていただけると、元気が出ます・・・人からほめられたり、
励まされたときに返す言葉。
「ありがとうございます。○○さんからそうおっしゃっていただけると、
元気が出ます」などと使う。
とくに目上の人からほめられたときに、このように言って相手を立てると、
人間関係が円滑になる。
☆そのようなお言葉をいただいては、こちらが恐縮いたします・・・
目上からほめられたとき、こう返しておくと、謙遜かつ礼儀正しく聞こえる。
「もったいないお言葉です。恐縮のかぎりです」など。
お世辞を言われたとき、大人なら、真に受けて喜ぶのではなく、このような
謙虚なフレーズで応じたいもの。
☆ありがとうございます。今後も精進いたします・・・人から仕事の成果を
ほめられたときは、この言葉で返したい。
「ありがとうございます。○○さんのアドバイスのおかげです。今後も精進
いたします」など。
現在の成功に甘んずることなく、今後も前向きに励むことをアピールできる。
☆○○さんに励ましていただかなければ、投げ出していましたよ・・・
仕事の成功を職場の先輩などからほめられたときに、返す言葉。
「○○さんに励ましていただかなければ、途中で投げ出していたかも
しれません」
「励ましていただいたおかげです。私ひとりではこの結果は出せませんでした」
など。自分ひとりの手柄ではないことを強調し、謙虚さを表せる。
※このシリーズは、2021年11月08日以降になります。
ほめられたときのリアクション、重要ですよね!
大人の対応を、していきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。