スティーブ・ジョブズ『名語録』より:その15

今日は、『スティーブ・ジョブズ名語録』
(副題:人生に革命を起こす96の言葉、桑原晃弥著)より
【イエスではなくノーと言うことだ。】を紹介致します。

 

【イエスではなくノーと言うことだ。】

ジョブズの成功法の一つは、徹底した『選択と集中』である。

企業はどれだけ多様な製品を持っていても、マーケットリーダーと
呼ばれるものがなければ市場で優位に立てない。
人も同じだ。
器用貧乏より、一つのコアコンピタンス(核となる強み)が要求される。
競争力のない製品や能力にはこだわらず、強みに集中することである。

ジョブズが復帰したとき、アップルにはおよそ四十種類もの製品があったが、
これという製品はほとんどなかった。
これでは勝てないし、利益も生まれない。
選択と集中を考えたジョブズは、最終的に四つの製品に絞り込み、
組織の徹底的なスリム化を断行、アップル再生への一歩を踏み出した。
こう言っている。

「何かに絞り込むということは、イエスではなくノーと言うことだ」
ただし、「楽な仕事じゃなかったよ」とも述懐している。

ジョブズは製品開発においてもノーを言う。

新製品には新機能を盛り込みたがるものだが、ジョブズは違っている。
技術者がつけてあたりまえと思っていても、消費者に不要と思えば
平気で外させる。
アップルのクール(格好いい)な製品は「イエス」ではなく「ノー」から
生まれている。

※何かを始めるより、やっていた事を止めるほうが、何倍ものリスクが
あります。

スティーブ・ジョブズですら、このような危機的状況を打破したのですから、
私たちにもあって当たり前です。

越えられない壁は、ありません。成長するチャンスと思いましょう。

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