事故を防いで海・川を安全に楽しもう

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから
【事故を防いで海・川を安全に楽しもう】を紹介致します。

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海や川、山など、アウトドアのレジャーを楽しむことが増える季節です。
自然に触れるレジャーは、楽しみがある半面、自然ならではの危険もあります。
今回は、海水浴や山登りなどでの注意点を紹介します。

■水難の約半数は死亡事故に!■■■
~水辺のトラブルは重大事故になりやすい

令和3年に全国で発生した水難事故は1,395件、水難に遭った人数は1,625人に
上っています。
そのうち744人が亡くなったり行方不明となったりしています。
いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、
水難の特徴だといえます。

水難の死亡・行方不明はどのような場所で発生しているのか、死者・行方不明者の
割合を場所別にみると、1位が「海」で全体の49.2%と約5割を占めています。
以下、「河川」(34.0%)、「用水路」(9.0%)、「湖沼池」(7.1%)と
なっています。

また、水難の死亡・行方不明が、どのような場合に起きているかをみると、
28.8%が「魚とり・釣り中」、6.2%が「通行中」、5.5%が「水遊び中」、
そして5.0%が「作業中」となっています。

子供(中学生以下)の死者・行方不明者の割合を場所別にみると、1位が「河川」で
全体の58.1%、次いで「湖沼池」(19.4%)、「海」(16.1%)、「用水路」(6.5%)
となっています。子供の場合は、河川での水遊びによる事故が多く発生しています。

こうした水の事故を防ぐためには、海や川などそれぞれの自然環境の特徴を理解し、
水難につながりやすい危険な場所、危険な行為などを知っておくことが重要です。

●こうして防ごう! 海の事故
(1)遊泳をするときは、管理された海水浴場を利用する
(2)健康状態が優れないときやお酒を飲んだときは泳がない
(3)事前に天気予報を確認する
(4)子供から目を離さない
(5)自己救命策の確保の推進~事故から命を守るために~
・ライフジャケットの常時着用
・防水パック入り携帯電話等の連絡手段の確保
・118番・NET118の活用
・家族や友人・関係者への目的地等の連絡

●こうして防ごう! 川の事故
前述の海での注意点に加えて、次のような点にも気を付けてください。
(1)出掛ける前に天気や川の情報をチェック
(2)危険を示す掲示板、水流が速い・深みがあるところは避ける
(3)河原や中州、川幅の狭いところに注意
(4)天気や川の変化に注意する
次のような変化は川の水が急に増えるサインです。すぐに避難しましょう。
・上流の空に黒い雲が見えたとき
・雷が聞こえたとき
・雨が降り始めたとき
・落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき
(5)ライフジャケットを着用する。

※子どもたちは、夏休みの真っ只中です。

大人にも、お盆休みがやって来ます。

海・川でのレジャーは、充分に気をつけて、楽しみましょう。

 

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