山川200号、日本人最速
今日は、読売新聞6月27日(月)スポーツ面より【山川200号、日本人最速】を紹介致します。
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節目の一発は、プルヒッターらしくない逆方向へのアーチだった。
西武ライオンズの山川穂高が6/26(日)楽天戦、四回に右中間スタンドへ、ソロを運び、
歴代6位のスピードで通算200号に到達した。
続く六回の打席では今季24号となる201本目をマーク。
豪快な一撃でチームを勝利に導き、「個人的には(2本目の)左翼席へのホームランの方が
好きです」と笑った。
今季にかける思いは人一倍強かった。
2018年と19年の本塁打王は20年に軸足の右足首を痛め、20年と21年はいずれも24本に終わった。
その時期は成績が安定せず、打撃フォームをコロコロと変える悪循環に陥った。
オフの昨年12月から約2か月、打席での臨み方について考え抜いたという。
たどり着いた一つの答えが、相手投手との間だった。
「タイミングを合わせ、しっかり振り切る。それだけを意識している」。
シンプルに自分のスイングを貫く境地に達したようで、悪球には手を出さず、
甘い球にスムーズにバットが出ているようだ。
就任した17年から見てきた辻監督も、「今年は全然違う。力むこともなく、強引さも
減ってきた」と、変化を感じ取っている。
史上44人しかいない300号の偉業に向け、本人は「200号も意識しなかったし、
意識しないと思う。
次に意識するのは、明後日(28日)の試合の第1打席」と意に介さない。
完全復活を予感させる大砲は、目の前の一振りに心血を注ぐ。
※豪快なスイングは、他球団選手の中でも、好きな方です。
ホームランの本数に注目がいくのがありますが、200本の最速到達の、これまでの日本人は
714試合の田淵幸一さん(阪神)と秋山幸二さん(西武)、次いで落合博満さん(ロッテ)の
760試合でした。
これを大きく上回る697試合の偉業です。貫く境地ということは、量産もありうるので、
これからもタイガース戦以外での活躍を、期待しています。